ほほえみの丘
比較的年齢の高い利用者に対し、心身ともに健康で快適な生活を提供し、生きがいとゆとりのある暮らしが送れるよう支援を行っています。
施設入所支援:80名
生活介護 :80名
短期入所 : 2名
日中一時支援: 4名
生活介護 :80名
短期入所 : 2名
日中一時支援: 4名
健康と安全の確保
- 毎朝の検温、排便表のチェック、食事摂取量、顔色、睡眠状況、行動観察などにより、一人ひとりの心身状況の把握に努めるとともに、疾病の早期発見に心がけています。また、ペースメーカー、ストーマ、留置カテーテル装着の利用者に対し、医務と連携を密にした支援を心がけています。
- 精神科診察の前に支援会議(ケースカンファレンス)を実施し、身体状況、行動記録等の経過について話し合い、支援方法の統一を図っています。
- 精神科診察時に、支援会議の結果を基に経過を報告し、服薬及び支援方法について、助言を受けています。
- インフルエンザ予防接種を行い、疾病の予防や早期発見に努めています。
- 利用者一人ひとりの栄養状態を調査し、看護師、栄養士、支援員の三者で、栄養アセスメントを実施して栄養管理に努めています。
- 火災発生を想定した避難訓練を年2回(日中と夜間を想定)実施し、利用者の安全の確保に努めています。
- 低床ベッドの導入や洗面所の改修など、高齢化に対応した施設整備の充実を図っています。
日常生活
殆どの利用者が重度の知的障害者であり、また高齢者であるため、一人ひとりの自主性を尊重するとともに、能力の差に注意を払いながら支援しています。
清 潔 | 洗面、歯磨き、手洗い、うがい、爪切り、耳垢除去等の介助・支援の徹底に努めています。 |
食 事 | 咀嚼力が年々低下し、粥食やきざみ食が多くなっているほか、嚥下障害に対しては、お茶ゼリーやトロミを使用しています。また、生活習慣病や腸閉塞などの疾病により、特別食を必要とする利用者が増えており、看護師や栄養士と相談しながら、その予防や栄養管理に努めています。 |
排 泄 | 加齢とともに腸の働きも衰え、便秘症の利用者が増えています。 排泄ケア会議を定期的に実施し、個々に応じた排泄支援に取り組んでいます。 |
日中活動
作 業 活 動 | 貼り絵、玉通し、毛糸編み、牛乳パックの粉砕、割り箸の袋入れなど、利用者の興味に沿った内容を検討し提供しています。 |
ミュージック・ケア 体 力 づ く り | 週2回(火・木)実施しており、利用者は興味を持って参加しています。 |
バ ス ド ラ イ ブ | 買物と合わせて実施しています。 |
喫 茶 | 利用者からの要望により自治会役員も協力して実施しています。また、保護者来苑日に1回実施し、保護者と一緒に楽しんでいただいています。 |
余暇活動
講師を招いて実施しており、利用者が好みのクラブ(合唱クラブ、和太鼓クラブ、フラワーアレンジメント、書道教室)を選択して参加しています。
自治会活動
利用者の自主活動や要望を尊重するとともに、日頃の丘運営に反映されるよう、食堂ホールの大掃除、献立メニューの放送、行事のお知らせなどの自治会活動を支援しています。
機関誌「ほほえみだより」の発行(年4回発行)
保護者に、ほほえみの丘の情報等を発信しています。